読んだ本

ダズハント  ★★★★☆

筒井哲也さんのマンガ 『ダズハント』(1巻読み切り) を読み終えました。 評価は、星4つです。 同じ日に、 『リセット』(1巻読み切り) という作品も読んだのですが、 どちらも面白かったです。 ※『リセット』の感想はこちら 以前、 『マンホール』(全3…

すりへらない心をつくるシンプルな習慣 ★★★☆☆

心屋仁之助さん著 『すりへらない心をつくるシンプルな習慣』 を読みました。 評価は、星3つです。 なるほどなーウンウン! と頷けたところも確かにありましたが、 なんか矛盾してないか? 言ってることに無理ないか? と不信を感じたところがあったことと…

戦争を知らない人のための靖国問題  備忘録

こちらは、 上坂冬子さん著: 『戦争を知らない人のための靖国問題』 の備忘録です。 本編(感想)はこちら とても面白かったので、 後学のために備忘録に残しておきたいと考えた次第です。 ▽内容: 戦中と占領下の苦難を知らずして、靖国参拝の是非を軽々し…

戦争を知らない人のための靖国問題  ★★★★☆

上坂冬子さん著 『戦争を知らない人のための靖国問題』 を読了しました。 評価は、星4つです。 朝日新聞の従軍慰安婦に関する誤報やら、 このところずっと騒がれている、 中国・韓国との不協和音もあって、 私も戦争について興味をおぼえた 「にわかファン…

まんがで読破 蟹工船 ★★★☆☆

小林多喜二さん原作 『蟹工船 (まんがで読破)』 を読み終えました。 評価は、星3つです。 原作はずっと気になっていたのですが、 これまで読んだことはなく、 数年前から文庫本サイズで漫画化されていたので、 今回、手に取ってみました。 この【マンガで読…

シャイロックの子供たち  ★★☆☆☆

池井戸潤さんの 『シャイロックの子供たち』 を読み終えました。 評価は、星2つです。 池井戸作品は、 『ようこそ、我が家へ』 『ロスジェネの逆襲』 『民王』 に続いて、 これで4作目ですが、 この作品も自分にとっては不発でした。 期待していただけに、 …

なぜ夜に爪を切ってはいけないのか ★★★☆☆

北山哲さん著 『なぜ夜に爪を切ってはいけないのか―日本の迷信に隠された知恵』 を読みました。 評価は、星3つです。 (2.5くらい) 本書は、 日本で古くからよく言われていることについて、 その意味と背景を簡単にまとめたものです。 「なぜ夜に爪を切っ…

父が子に教える昭和史  備忘録(1)

こちらは、 文春新書 『父が子に教える昭和史 あの戦争36のなぜ』 の備忘録(1)です。 本編(感想)はこちら とても面白かったので、 後学のために備忘録に残しておきたいと考えた次第です。 ▽内容: 「日本はなぜ負ける戦争をしたの?」と子供に聞かれたら…

マンホール  ★★★★☆

筒井哲也さんのマンガ 『マンホール』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 ちょっと前まではアフリカでのエボラ熱がヤバいと言われ、 最近ではもっぱら国内でのデング熱の感染が話題にのぼり、 ウィルスの恐怖はもはや対岸の火事ではない今日この頃、 …

のび太の結婚前夜 おばあちゃんの思い出  ★★☆☆☆

藤子・F・不二雄さん原作 『のび太の結婚前夜/おばあちゃんの思い出』 を読みました。 評価は、星2つです。 正直、 ふぅん… という感想でした。(それだけ) たしかこれ、 何年か前に、 ヴィレッジヴァンガードのポップで絶賛されていて、 (ビレバンではな…

イグアナの娘  ★☆☆☆☆

萩尾望都さんの短編集 『イグアナの娘』 を読み終えました。 評価は、星1つです。 萩尾望都さんのマンガは、 『11人いる!』 で初めて読みましたが、 彼女の作品は、 私の好みに合わないかもなー。 そのときのレビューでも書きましたが、 リアル世代で読んで…

崩れる ★★★☆☆

貫井徳郎さん 『崩れる 結婚にまつわる八つの風景』 を読みました。 評価は、星3つです。 貫井徳郎さんと言えば、 やっぱり『慟哭 』ですが、 あれに比べると、 おもしろさではやっぱり劣るかも。 貫井さんにとって初めての短編集、 ということもあるかもし…

明智光秀  ★★★★☆

早乙女貢さん 『明智光秀』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 ちょうどこの本を読んでいる最中に、 WEBでこんな記事をみかけて、 日本史上、一番ひどい悪人だと思う1位「明智光秀」 | 「マイナビウーマン」 なんつータイミングよ?! と思いながら…

ほんとはこわいやさしさ社会 ★★★☆☆

森真一さんの 『ほんとはこわいやさしさ社会』 を読みました。 評価は、星3つです。 (3と4の間くらいかな) 使っている言葉は易しいのですが、 文章の構成と言うか、 つまり何が言いたいのか、 それを明らかにすることで何を説明しようとしているのかが、 …

座敷女 ★★☆☆☆

望月峯太郎さんのマンガ 『座敷女』 を読み終えました。 評価は、星2つです。 うーん、、、 怖かったけど、 結局、 彼女(サチコ)は何だったのか?とか、 そもそも彼女の動機は何なのか?とか、 なぜ"座敷女"なのか?とか、 いろいろ不可解なことが多くて、…

民王 ★★☆☆☆

池井戸潤さん 『民王』 を読みました。 評価は、星2つです。 2か3で迷いましたが、 2にしました。 非常に読みやすかったのですが、 池井戸潤さんにしては、 リアリティに欠けるところと、 そのせいもあって、 主人公たちから発せられる言葉が終始茶番じみて…

椅子がこわい  ★★★★☆

夏樹静子さん著 『椅子がこわい』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 金子哲雄さんの闘病記 『僕の死に方』を読んだときもそうでしたが、 こういう闘病記とかって、 評価するということ自体が実はめちゃくちゃおこがましい。 闘病に良いも悪いもない…

ロスジェネの逆襲  ★★★★☆

池井戸潤さん著 『ロスジェネの逆襲』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 いやー面白かった! さすが、池井戸さん。 やっぱ、安定してますねー。 ▽内容: ときは2004年。銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。そこにIT企業の雄、…

孤独のグルメ ★★★☆☆

久住昌之さん原作、谷口ジローさん作画のマンガ 『孤独のグルメ』 を読み終えました。 評価は、星3つです。 ▽内容 主人公・井之頭五郎は、食べる。それも、よくある街角の定食屋やラーメン屋で、ひたすら食べる。時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たす…

犬を飼う  ★★★★☆

谷口ジローさん 『犬を飼う』 を読みました。 評価は、星3つです。 いや、4つかな? 4つにします。 この人の絵は、 最初は苦手だったんですが、 『神々の山嶺』を読んでから、 ものすごく好きになりました。 内容も、 実体験に基づくぶんリアルでしたし、…

11人いる! ★★☆☆☆

萩尾望都(はぎおもと)さんのマンガ、 『11人いる!』 を読み終えました。 評価は、星2つです。 萩尾望都さん、 いままでよくお見かけしていたのですが、 なかなか読む機会がなく、 スルーしていました。 そもそもお名前の読み方も知らず、 「もと」と読む…

黒いスイス  ★★★★☆

福原直樹さん著 『黒いスイス』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 スイスと言えば、 私は、 アルプスの少女ハイジや、 マッターホルンやアイガーといった山々を思い描くのですが、 この本は、 そんな牧歌的なスイスのイメージを、 見事に覆してくれ…

探偵綺譚  ★☆☆☆☆

石黒正数さんの短編漫画集 『探偵綺譚』 を読みました。 評価は、星1つです。 えー、 全然ダメでした。 (by 酷評さゆり) ▽内容: 表題作『探偵綺譚』は、ヒット作『それでも町は廻っている』の人気キャラクター「嵐山歩鳥&紺双葉」の先輩後輩コンビが友人…

医者に殺されない47の心得 ★★★★☆

近藤誠さん著 『医者に殺されない47の心得』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 話題のお医者さんによる話題の本というだけあって、 とても面白かったし、 勉強になりました。 この先生、 絶対に日本の医学界からバッシングを喰らっているだろうな、 …

朝鮮王朝の歴史と人物  ★★★☆☆

康 熙奉(カン ヒボン)さん著 『知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』 を読み終えました。 評価は、星3つです。 雑学程度に読みたかったので、 内容自体にはまったく不満ありませんが、 「へぇー!!」とか「え?!そうなんだ!!」みたいな 斬新…

ヘウレーカ  ★★☆☆☆

岩明均さんのマンガ 『ヘウレーカ』 を読みました。 評価は、星2つです。 岩明均さんといえば、 右手のミギーでおなじみ、 『寄生獣』の作者ですが、 あの独特の世界観みたいなものは、 この作品には描かれておらず、 そもそも作者は何を主張したいのか、 …

神々の山嶺  ★★★★★

夢枕獏さん原作・谷口ジローさん画のマンガ 『神々の山嶺(いただき)』 を読了しました。 評価は、星5つです。 最近、マンガばかり読んでいますが、 このマンガはすごかった!!! めちゃくちゃ壮絶。 生死をかけた自分との闘い。 登山家の話は、 たとえば…

腰痛は 〈 怒り 〉 である  ★★★★★

長谷川淳史さん著 『腰痛は〈怒り〉である』 を読了しました。 評価は、星5つです。 正直、 まだ疑心暗鬼の部分はありますが、 書かれていることと自分の状態がめちゃくちゃ一致していて、 これは当たっているかもしれない?! と受け止めた次第です。 個人…

外天楼  ★★★☆☆

石黒正数さんのマンガ 『外天楼(げてんろう)』 を読み終えました。 評価は、星3つです。 うーん、おもしろかったんですが、 ちょっと期待し過ぎたかもしれません。 いっそほかの人のレビューなんて見ずに読んでいたら、 もっと点数高かったかも? もうね…

自虐の詩  ★★★☆☆

業田良家(ごうだよしいえ)さん著 『自虐の詩』 を読みました。 評価は、星3つです。 ”日本一泣ける4コマ”として一世を風靡した? 有名な漫画ですが、 正直、私は泣けませんでした。 今回、文庫版で読みましたが、 文庫版は上下2巻から成っていて、 はじ…