2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

映画 わが母の記   ★★★★☆

久しぶりに自宅で映画を観ました。 主演:役所広司さん、 監督:原田眞人さんの作品、 『わが母の記』。 作家・井上靖さんの自伝的小説を映画化したもの。 評価は、星4つです。 私評ですが、 とてもいい映画でした! 邦画にありがちの繊細さ・しんみり感が…

ようこそ、わが家へ   ★★★★☆

池井戸潤さんのミステリー 『ようこそ、わが家へ』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 いまや、 飛ぶ鳥を落とす勢いの池井戸さん。 この本は、 彼の小説のなかでも、 わりと初期のころのものらしいですが、 さすが、池井戸潤! 面白くて一気に読めま…

落日の王子  ★★★★☆

黒岩重吾さん著 『落日の王子』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 黒岩さんの古代小説を読むのは、 『聖徳太子 日と影の王子』 『斑鳩王の慟哭』 に続いて3作目です。 前読『聖徳太子 日と影の王子』のほうでも記載しましたが、 黒岩さんの古代小説…

日本人のための神道入門   ★★★☆☆

武光誠さん・グレイルさん共著、 『日本人のための神道入門』 を読み終えました。 評価は、星3つです。 ▽内容: 古代から生活の中に脈々と受け継がれてきた神道。「自然を大切にし、人間同士が信頼し助け合う」。この神道の精神こそ、現代人がなくしかけて…

格付けしあう女たち   ★★☆☆☆

白河桃子さん著 『格付けしあう女たち 「女子カースト」の実態』 を読みました。 評価は、星2つです。 星1つでもいいかも。。。 今回は、ちょっと辛口です。 ▽内容: 「八千円のランチに行けるか、行けないか」で「ママカースト」が決まる!?女性の間に生ま…

「アラブの春」の正体   ★★★★★

重信メイさん著 『「アラブの春」の正体 ──欧米とメディアに踊らされた民主化革命』 のブックレビュー:後半(備忘録)です。 とても面白かったです。 長くなってしまったので、 感想(前半)と備忘録(後半)に分けました。 ▽感想は、こちら(前半) 「アラ…

「アラブの春」の正体   ★★★★★

重信メイさん著 『「アラブの春」の正体 ──欧米とメディアに踊らされた民主化革命』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 実は最初、 長沢栄治さんという方が書かれた、 エジプト革命―アラブ世界変動の行方 (平凡社新書) という本を読んでいたのですが…

生きる悪知恵  ★★★☆☆

西原理恵子さん著 『生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント』 を読了しました。 評価は、星3つです。 西原理恵子さんといえば、 映画『毎日かあさん』で、 小泉今日子が彼女の役を演じていましたが、 あの映画を観て、 すごい肝っ玉母ちゃんだなー…

映画 ウルフ・オブ・ウォールストリート ★★★☆☆

遅ればせながら、 マーティン・スコセッシ監督 / レオナルド・ディカプリオ主演の、 ウルフ・オブ・ウォールストリート を観てきました。 え?いまさら?? という感じですが、 東京・高田馬場の早稲田松竹では、 いろいろなテーマのもと、 一昔前の映画を観…

貧困ビジネス ★★★☆☆

門倉貴史さん著『貧困ビジネス』を読み終えました。評価は、星3つです。安定したソフトな文体と、その分かり易さは相変わらずで、とても読みやすかったです。個人的には、目からウロコのような新たな発見(刺激?)が少し足りず、星3つにとどまりましたが、…

斑鳩王の慟哭  ★★★★☆

黒岩重吾さんの歴史小説 『斑鳩王の慟哭』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 先月読了した、 黒岩さんの『聖徳太子 日と影の王子』 が面白くて、 思わずこちらのほうも手に取ってしまったという経緯があります。 ▽内容: 博愛主義の政治という理想が…