探偵綺譚 ★☆☆☆☆
石黒正数さんの短編漫画集
『探偵綺譚』
を読みました。
評価は、星1つです。
えー、
全然ダメでした。
(by 酷評さゆり)
▽内容:
表題作『探偵綺譚』は、ヒット作『それでも町は廻っている』の人気キャラクター「嵐山歩鳥&紺双葉」の先輩後輩コンビが友人失踪のミステリーに挑む!
石黒正数の多彩な魅力を満喫できる全11作品+α収録の傑作短編集!!
そもそも、
『それ町』を読んでいない私にとって、
嵐山歩鳥(ほとり)と紺双葉(こんふたば)のコンビが出てきたところで、
痛くもかゆくもなければ、
嬉しくも楽しくもない。
それは自分に非があるとして。
次に、
『外天楼』がまあまあ面白かった私にとって、
しょうもないミステリーのなかに散りばめられていたトリックや、
ストーリーの深みがまったくない。
これも、
同じレベルを期待した自分に非があるとして。
にしても、
それにしても、
なんともつまらないただのギャグ漫画でした。。。
1話1話の結末も、
そんなオチかよ?
って感じで。
『外天楼』と同じで、
ちょいちょい笑いのツボはあります。
武田とかいて「ぶた」さんと呼ばせたり、
出来杉くんじゃなくて、
矢場杉(やばすぎ)くんが登場したり、
5色のヒーローズ・5レンジャーの常識を、
何色にもして皮肉ったり。
まあ、クスっとはなるんですけどね。
なるんですが、
読んだ後、何も印象に残っていないという。。。
どこがミステリーだよ?
どこが傑作だよ?
…と
何度も突っ込みたくなりましたし、
正直、
何話か飛ばしました。
このマンガ、
速攻で売り払いたいと思いますが、
買う人いるのかな。。。
Amazonレビューア―では、
このコメントに一票。
魅力も面白さも全く皆無。
これを読んで何がどうなるっていうんだろうね(笑)これを読むなら、他のマンガを読んだ方がいい。
まじ、その通りだよ!!!
とはいえ、
こう書いている人も。
短編集とはいえ、作者の他の作品とは全く比較にならないほど平凡な内容です。
ギャグも滑り気味のものばかりで、けっこう厳しいです。(中略)石黒氏の作品を読んだことが無い方は、これは一番後回しで。
これを読んでしまったことで、他の作品に手が出なくなるのは あまりにもったいないので。
なるほどー、
やっぱり噂の『それ町』を読んでからのほうがよかったかな。
失敗。。。
■まとめ:
・少しクスリとなるところはあるけれど、ただのギャグ漫画で、本当にクスっとなるだけ。正直、読了後に何も印象に残らない。オチもひどいし、トリックなどは皆無。ミステリーのかけらもない。ひどい。
・先に読むべきではない。いろいろ読んだ末に読むべし。
■カテゴリー:
マンガ
■評価:
★☆☆☆☆
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