まんがで読破 こころ ★★★☆☆

夏目漱石原作 『こころ (まんがで読破)』 を読み終えました。 評価は、星3つです。 誰もが知る、 夏目漱石の代表作。 …なのですが、 これまで実は、 自分は読んだことがないという。恥 いまさら原作を読むのも億劫だし、 とはいえ名作というからには、 どん…

「私はうつ」と言いたがる人たち ★★★★☆

香山リカさん著 『「私はうつ」と言いたがる人たち』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 著者の香山さんは、 テレビでもよくお見かけする精神科医。 香山さんの著書では、 2年ほど前に、 『しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のル…

下山の思想 ★★☆☆☆

五木寛之さん 『下山の思想』 を読み終えました。 評価は、星2つです。 先日、 同じ五木寛之さんの『大河の一滴』という著書を読みましたが、 内容としては、 だいたいこれと同じようなことが書いてあったのと、 体裁的にも、 思いついたことをとりあえず片…

安楽死のできる国  ★★★★★

三井美奈さん著 『安楽死のできる国』 を読み終えました。 評価は、星5つです。 この本は、 世界で初めて安楽死を合法化させたオランダについて、 その経緯や内容・影響について書かれていますが、 生きるって?死ぬって? 自由って? 個人(主義)って? …

光の海 ★★★★☆

小玉ユキさんのマンガ 『光の海』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 前回の『羽衣ミシン』に続きまして、 このところ、 小玉づいております。 これもよかったなぁ~。 いちおう短編集なので読み応えには欠けるのですが、 (逆にサラリと読めます) …

羽衣ミシン ★★★★☆

小玉ユキさんのマンガ 『羽衣ミシン』 を読みました。 評価は、星4つです。 小玉ユキさんといえば、 『坂道のアポロン』でブレイクした作家さん。 あの作品を読んだときの、 衝撃というか、 感動といったらなかったので、 今回、 アポロン以前に描かれたこ…

下町ロケット  ★★★★★

池井戸潤さん 『下町ロケット』 を読み終えました。 評価は、星5つです。 おもしろかった! 夜、眠れなかったので、 この本に頼りましたが、 逆に入り込みすぎて、 余計に寝れなくなるという…。 2日くらいで一気に読みました。 池井戸さんの本では、 いまの…

大河の一滴  ★★★☆☆

五木寛之さん著 『大河の一滴』 を読み終えました。 評価は、星3つです。 五木寛之さんのお名前だけは よく目耳にしていましたが、 彼の著書を実際に読んだのは、 今回が初めてです。 ただ、 まだ五木さんに慣れていないせいか、 彼の何が良いのか、 彼の思…

プラネテス  ★★★★★

幸村誠さんのマンガ 『プラネテス全4巻』 を読了しました。 評価は、星5つです。 いやー、面白かった!!! そして、この作者すごい。 笑いあり涙あり、 夢だけじゃなく絶望もあって、 今年読んだ漫画のなかでは1,2を争うくらい よかったかもしれません…

リセット  ★★★★☆

筒井哲也さんのマンガ 『リセット』(1巻読み切り) を読み終えました。 評価は、星4つです。 同じ日に、 『ダズハント』(1巻読み切り) という作品も読んだのですが、 どちらも面白かったです。 ※『ダズハント』の感想はこちら ▽内容: プレイヤーを自殺…

ダズハント  ★★★★☆

筒井哲也さんのマンガ 『ダズハント』(1巻読み切り) を読み終えました。 評価は、星4つです。 同じ日に、 『リセット』(1巻読み切り) という作品も読んだのですが、 どちらも面白かったです。 ※『リセット』の感想はこちら 以前、 『マンホール』(全3…

すりへらない心をつくるシンプルな習慣 ★★★☆☆

心屋仁之助さん著 『すりへらない心をつくるシンプルな習慣』 を読みました。 評価は、星3つです。 なるほどなーウンウン! と頷けたところも確かにありましたが、 なんか矛盾してないか? 言ってることに無理ないか? と不信を感じたところがあったことと…

戦争を知らない人のための靖国問題  備忘録

こちらは、 上坂冬子さん著: 『戦争を知らない人のための靖国問題』 の備忘録です。 本編(感想)はこちら とても面白かったので、 後学のために備忘録に残しておきたいと考えた次第です。 ▽内容: 戦中と占領下の苦難を知らずして、靖国参拝の是非を軽々し…

戦争を知らない人のための靖国問題  ★★★★☆

上坂冬子さん著 『戦争を知らない人のための靖国問題』 を読了しました。 評価は、星4つです。 朝日新聞の従軍慰安婦に関する誤報やら、 このところずっと騒がれている、 中国・韓国との不協和音もあって、 私も戦争について興味をおぼえた 「にわかファン…

まんがで読破 蟹工船 ★★★☆☆

小林多喜二さん原作 『蟹工船 (まんがで読破)』 を読み終えました。 評価は、星3つです。 原作はずっと気になっていたのですが、 これまで読んだことはなく、 数年前から文庫本サイズで漫画化されていたので、 今回、手に取ってみました。 この【マンガで読…

シャイロックの子供たち  ★★☆☆☆

池井戸潤さんの 『シャイロックの子供たち』 を読み終えました。 評価は、星2つです。 池井戸作品は、 『ようこそ、我が家へ』 『ロスジェネの逆襲』 『民王』 に続いて、 これで4作目ですが、 この作品も自分にとっては不発でした。 期待していただけに、 …

なぜ夜に爪を切ってはいけないのか ★★★☆☆

北山哲さん著 『なぜ夜に爪を切ってはいけないのか―日本の迷信に隠された知恵』 を読みました。 評価は、星3つです。 (2.5くらい) 本書は、 日本で古くからよく言われていることについて、 その意味と背景を簡単にまとめたものです。 「なぜ夜に爪を切っ…

父が子に教える昭和史  備忘録(3)

こちらは、 文春新書 『父が子に教える昭和史 あの戦争36のなぜ』 の備忘録(3)です。 本編(感想)はこちら とても面白かったので、 後学のために備忘録に残しておきたいと考えた次第です。 ▽内容: 「日本はなぜ負ける戦争をしたの?」と子供に聞かれたら…

父が子に教える昭和史  備忘録(2)

こちらは、 文春新書 『父が子に教える昭和史 あの戦争36のなぜ』 の備忘録(2)です。 本編(感想)はこちら とても面白かったので、 後学のために備忘録に残しておきたいと考えた次第です。 ▽内容: 「日本はなぜ負ける戦争をしたの?」と子供に聞かれたら…

父が子に教える昭和史  備忘録(1)

こちらは、 文春新書 『父が子に教える昭和史 あの戦争36のなぜ』 の備忘録(1)です。 本編(感想)はこちら とても面白かったので、 後学のために備忘録に残しておきたいと考えた次第です。 ▽内容: 「日本はなぜ負ける戦争をしたの?」と子供に聞かれたら…

父が子に教える昭和史  ★★★★☆

文春新書 『父が子に教える昭和史 あの戦争36のなぜ』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 めちゃくちゃ勉強になりました! 読み始めたのが、 8月下旬という時期的なこともあって、 また、 巷の反中(嫌中)・嫌韓ブームやら、 朝日新聞の従軍慰安婦問…

マンホール  ★★★★☆

筒井哲也さんのマンガ 『マンホール』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 ちょっと前まではアフリカでのエボラ熱がヤバいと言われ、 最近ではもっぱら国内でのデング熱の感染が話題にのぼり、 ウィルスの恐怖はもはや対岸の火事ではない今日この頃、 …

のび太の結婚前夜 おばあちゃんの思い出  ★★☆☆☆

藤子・F・不二雄さん原作 『のび太の結婚前夜/おばあちゃんの思い出』 を読みました。 評価は、星2つです。 正直、 ふぅん… という感想でした。(それだけ) たしかこれ、 何年か前に、 ヴィレッジヴァンガードのポップで絶賛されていて、 (ビレバンではな…

イグアナの娘  ★☆☆☆☆

萩尾望都さんの短編集 『イグアナの娘』 を読み終えました。 評価は、星1つです。 萩尾望都さんのマンガは、 『11人いる!』 で初めて読みましたが、 彼女の作品は、 私の好みに合わないかもなー。 そのときのレビューでも書きましたが、 リアル世代で読んで…

崩れる ★★★☆☆

貫井徳郎さん 『崩れる 結婚にまつわる八つの風景』 を読みました。 評価は、星3つです。 貫井徳郎さんと言えば、 やっぱり『慟哭 』ですが、 あれに比べると、 おもしろさではやっぱり劣るかも。 貫井さんにとって初めての短編集、 ということもあるかもし…

明智光秀  ★★★★☆

早乙女貢さん 『明智光秀』 を読み終えました。 評価は、星4つです。 ちょうどこの本を読んでいる最中に、 WEBでこんな記事をみかけて、 日本史上、一番ひどい悪人だと思う1位「明智光秀」 | 「マイナビウーマン」 なんつータイミングよ?! と思いながら…

映画 ゼロ・グラビティ ★★☆☆☆

サンドラ・ブロック&ジョージ・クルーニー主演、 アルフォンソ・キアロンが監督の、 映画『ゼロ・グラビティ』を観ました。 評価は、星2つです。 最後まで気になって観てしまったという点では、 それなりにストーリーの展開に心奪われた証拠でもあるので、…

ほんとはこわいやさしさ社会 ★★★☆☆

森真一さんの 『ほんとはこわいやさしさ社会』 を読みました。 評価は、星3つです。 (3と4の間くらいかな) 使っている言葉は易しいのですが、 文章の構成と言うか、 つまり何が言いたいのか、 それを明らかにすることで何を説明しようとしているのかが、 …

座敷女 ★★☆☆☆

望月峯太郎さんのマンガ 『座敷女』 を読み終えました。 評価は、星2つです。 うーん、、、 怖かったけど、 結局、 彼女(サチコ)は何だったのか?とか、 そもそも彼女の動機は何なのか?とか、 なぜ"座敷女"なのか?とか、 いろいろ不可解なことが多くて、…

民王 ★★☆☆☆

池井戸潤さん 『民王』 を読みました。 評価は、星2つです。 2か3で迷いましたが、 2にしました。 非常に読みやすかったのですが、 池井戸潤さんにしては、 リアリティに欠けるところと、 そのせいもあって、 主人公たちから発せられる言葉が終始茶番じみて…